
INTRODUCTION
2022年にスタートしてからコアメンバーは変わらずに、世代やジャンル、フィールドを超えブレンドしたゲストを招聘し続けてきたTYMM。9月で3周年を迎えるにあたり、今回はワールドワイドに活躍する2人のゲストをお呼びする事にした。
まず1人目は、KONAMIのbeatmania ⅡDXや、Dance Dance Revolutionなど、クラブカルチャー以外のコンテンツにも楽曲提供を行いつつ、現在は日本のトランス/プログレッシブハウスシーンに影響を与える<Otographic Music>をホームレーベルとするプロデューサー、Nhato氏。
トランスサウンドを基調とした、高いプロダクションスキルが著名だが、DJとしてはテクノ好きにも好まれる、ハードかつドライブ感の強いプレイで観客を沸かせており、過去には「秋葉原重工」や「TOKYO HARDGROOVE SESSION」等、シーンの雄が入り乱れるパーティでもプレイするなどその実力は折り紙付き。ハイエナジーなサウンドに酔いしれてほしい。
そして2人目のゲスト、kyo氏もNhato氏とはまた違ったエネルギッシュさを秘めたプレイヤーの1人だ。UKサウンドを東京で広めてきた「RIP」のメンバーにして、彼らが立ち上げたレーベル<SPRAYBOX>のシングルは、リリースのたびに界隈で話題となる仕上がりを誇っている。特に彼の代表曲”How Can I Live”は、各所で盛り上がるアンセムとなった事も記憶に新しいが、近年は自身のプロデューサーとしてのパブリックイメージから、さらに深化を遂げている。
今年、才能あふれる人物が多数出現しているオーストラリアにおいて<SPRAYBOX>メンバーはツアーを敢行、大成功を収めた。今回の出演は、ツアー後も波に乗り続けている彼の現在地点を聴く事ができる、絶好の機会となるだろう。
EVENT INFO
Day/Time
2025/8/9(sat)
OPEN:23:00
CLOSE:5:00
Venue/Place
Another Dimension(Shibuya,Tokyo)
Entrance
¥2,000(in.2Drink)
GUEST DJs
Nhato (Otographic Music)
1987年に東京に生まれ、高校生の頃に音楽制作活動を開始。日本のダンスミュージックレーベルOtographic Musicの中心的存在として活躍し、旧友TaishiとのデュオEdelritterの片割れとしても活動中。
2015年に発売したシングル「Kaede」で日本人初となるBeatport Tranceトラックチャートの1位を記録。Armin van Buurenのラジオショー「A State of Trance」で楽曲がピックアップされ、YOJI BIOMEHANIKA、REMO-CON、TAKU INOUEにもプレイされるなど国内外の著名DJによる支持も厚い。ageHa等の国内主要クラブでの出演のほか、Ferry Corsten、Paul Van Dyk、Aly & FIla、Markus Schulz等の来日時に共演を果たしている。
近年はテックトランスを基軸により前進的なスタイルを開拓しており、新たなサウンドデザインを探求し続けている。
クラブシーン以外の領域においては、hololive English -Justice- "ABOVE BELOW"作編曲、HYDE "INTERPLAY (Album Mix)"共同編曲、ゲーム「beatmania IIDX」「Dance Dance Revolution」「DANCERUSH STARDOM」「CHUNITHM」「Arcaea」「鉄拳(モバイル)」などへの楽曲提供、Roland「JUNO-X」へのプリセット提供のほか、ANAGRAM SOUNDSからサウンドバンクやサンプルを多数リリースするなど、幅広い活動を展開中。
Nhatoの創り出す鮮烈なサウンドは、国境やシーンの壁を超えたあらゆる層の人々を魅了している。
kyo (SPRAYBOX)
1997年生まれ。DJ / Sound Designer / Producer。
UKのクラブカルチャーを基盤に、国内レーベル”SPRAYBOX”のコアメンバーとして全国で活動中。
秋葉原MOGRAにてインディペンデントな音楽や独自の空間演出をテーマとしたイベント「dubbin’」を主催。また、クラブミュージック専門ラジオ局block.fmではUK Garage & Basslineプログラム「UKG RISING」のナビゲーターも務めていた。
現在もDJの傍らジャンルレスにトラックを制作。
2020~2021年にはUKのレーベル”Garage Shared”から「Heaven Dub」「Freezing Point」「Ghost」をリリース。また、国内では「MÖSHI - Connected feat. ASOBOiSM」のアレンジを担当したほか、「ナナヲアカリ - 雷火 (kyo Remix)」が公式リミックスアルバム「Like a 雷火」に収録された。
2022年以降には国内レーベル”SPRAYBOX”から「Fighting for Love」「Bloody Hell」「81244」「Bright Lights」、UKのレーベル”Wot U Sayin”から「How Can I Live」をリリース。
制作した楽曲は国内を始め、Conducta, DJ EZ, SHOSH, Shardaらからもサポートされ、SPRAYBOXとして韓国やオーストラリアのツアーを行うなど、海外にも活動の幅を広げている。
https://linktr.ee/kyors_k
https://linktr.ee/spraybox
https://block.fm/radio/ukgrising
TYMM Crew
Toraneko
(WARAHOUSE)
2018年にDJ活動を開始後、早稲田茶箱にて行われたテクノ・ハウスパーティー「GO UP」の立ち上げに参加し、活動を本格化する。
テクノとハウスを軸に、曲の構成の中にあるリズムや音の質感などの共通項にフォーカスを当て、グルーヴがその場に残存するよう選曲する審美眼と、即興性も含めた律動的なプレイスタイルを用いて、フロアに上手く機能できるよう日々模索しつつ、都内を中心に活動中。
2020年には『ローともハイとも付かぬ中庸なテンションを維持する』をテーマにしたオンライン配信イベント「WARAHOUSE」を企画。後に早稲田茶箱を拠点とするパーティとしてリニューアルし、主宰の一人を担っている。
現在は「WARAHOUSE」に加え、渋谷Another Dimensionで行われている「TYMM」と、高円寺knockにて偶数月で行われている「texture」のレジデントDJを務めるなど、徐々に活動の場を広げている。
yuduki
(Hardonize)
レコード店の店員&バイヤーを池袋と柏にて9年間務め、その間で培った知識とセンスを元にDJをスタート。叩きつけるようなハードテクノを主軸としながらも、華やかになるような心地の良いハードグルーヴ、更には強烈なベースが炸裂するテックダンスといった様々なジャンルを織り交ぜるプレイスタイルで関東圏内を中心に活動を行っている。
2008年から早稲田茶箱にてハードテクノを中心とし、周辺ジャンルをも巻き込んでDJ各々のハードテクノを表現するパーティ「Hardonize」をオーガナイズ。2020年以降のコロナ禍では主戦場とするハードテクノ以外にもDeep Techや声優楽曲のDJ配信などにも参加し、常に「グルーヴ感」を大事にしたDJでプレイの幅を更に広げている。
好きな言葉は「太いボトム・重いキック」。
Mck4y
(HARDGROOVE COMPANY)
1995年生まれフルタイムゆとり世代。 中学時代から欧米のメタルを中心に数多の音楽と触れ合いながら数年前よりHard TechnoやDrum & Bassなどヘヴィで機械的なジャンルに傾倒。
DJとしては2018年からキャリアをスタート。コロナ禍が落ち着き始めた2022年4月にCIRCUS TOKYOで開催されたGentlemens Clubの来日公演の公募に採用されメインステージのオープニングアクトを務め、
同年には渋谷Visionで開催されていたパーティー”Techno Invaders”や10月に来日したZomboyの渋谷WOMB公演のサポートなど年間60本以上のパーティーに出演し活動を重ねている。
主にTechnoを中心にHouseやDrum n Bass、UK Dubstep等のクラブミュージックからHIPHOP、JPOPなどジャンルレスにプレイ。
Masamune
(A面打破 / Highway Driving)
2020年3月より配信イベントにてDJ活動を開始。
2020年11月からはアニソンアーティストや声優楽曲のシングルB面/アルバム曲といったノンタイアップ中心のA-POP楽曲mix配信イベント「A面打破」をオーガナイズ。
2021年4月からはDrum&Bass関連ジャンルオンリーのパーティ「Highway Driving」をオーガナイズ、現在は阿佐ヶ谷DRIFTを拠点として2022年7月より隔月で継続開催中。
オタクとクラブの狭間で、感情を揺さぶりながらもグルーヴ感を維持する独自のプレイスタイルを開拓している。